「関係のない候補まで表示されてしまう……」
kintoneのルックアップ機能を使っていると、こんな場面に悩んだことはないでしょうか。
受注アプリで顧客を選択しようとしたとき、表示される候補一覧に全顧客が出てきてしまい、目的の顧客を探すのに時間がかかる。担当者フィールドにあわせて、関連する取引先だけを絞り込んで表示したい——でも、kintoneの標準機能では、絞り込み条件にいまのレコードのフィールド値を使うことができません。
ルックアップの候補に全レコードが表示され、目的のデータを探すのに時間がかかる状態。標準機能では現在のフィールド値を絞り込み条件に使用できない。
その制限を突破するのが、ルックアップ絞り込み条件追加プラグインです。
ルックアップ絞り込み条件追加プラグインでできること
このプラグインを導入すると、ルックアップの絞り込み条件に現在のレコードのフィールド値を動的に組み込めるようになります。たとえば「担当者フィールドの値と一致する取引先だけを表示する」「選択中の部門に紐づく商品だけを候補にする」といった設定が可能になります。
プラグイン導入後、現在のレコードのフィールド値に連動して候補が自動的に絞り込まれる。目的のレコードをすばやく見つけられるようになる。
これにより、
- 候補の一覧がスッキリ絞られ、目的のデータをすぐに見つけられる
- 誤った組み合わせのデータを選んでしまうミスを防げる
- 入力者が選択肢を迷う時間が短縮される
といった効果が期待できます。ルックアップを多用しているアプリほど、体感できる改善は大きくなります。
ルックアップフィールドの候補が現在のレコード情報に連動してリアルタイムに絞り込まれる様子。スムーズな入力操作を確認できる。
活用シーンのイメージ
- 受注管理: 「担当営業」フィールドに応じて、担当顧客のみをルックアップ候補に絞り込む
- 案件管理: 選択した「商品カテゴリ」に属する商品だけを表示する
- 工程管理: 「拠点」フィールドと連動して、その拠点で利用できる設備・リソースだけを候補にする
- 予約管理: 選択日や選択エリアに応じて、空き枠や担当者の候補をリアルタイムに絞り込む
設定方法:3ステップで完了
設定はシンプルです。大まかな流れは以下のとおりです。
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プラグインをダウンロードしてアプリに追加する
専用URLからプラグインファイルを取得し、設定したいkintoneアプリにインストールします。
プラグインをトライアルする -
プラグインの設定画面を開く
インストール後、プラグインの設定画面で以下を指定します。プラグイン設定画面の開き方
kintoneアプリの設定画面からプラグイン一覧を開き、インストール済みのルックアップ絞り込み条件追加プラグインの設定アイコンをクリックする。
- 対象のルックアップフィールド: 絞り込み条件を追加したいルックアップフィールドを選択
- 絞り込み条件: 「どのフィールドの値を」「ルックアップ先のどのフィールドと」比較するかを設定
- レコードの取得と検索方法: 「すべてのレコードを一括取得/クリック絞り込み検索」または「レコードを20〜100件ずつ取得/都度検索」から選択
プラグインの設定画面
設定画面では「対象のルックアップフィールド」「絞り込み条件のフィールド対応」「レコード取得・検索方法」の3項目を設定する。
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設定を保存してアプリを更新する
「設定を保存する」をクリックし、アプリを更新したら設定完了です。指定した条件でルックアップ候補が自動的に絞り込まれるようになります。設定保存とアプリ更新の操作画面
「設定を保存する」をクリック後、kintoneの「アプリを更新する」ボタンをクリックして設定を反映させる。この操作で絞り込み条件が有効になる。
まとめ
ルックアップ絞り込み条件追加プラグインは、kintoneの標準機能では実現が難しい「動的な絞り込み」を可能にするプラグインです。「ルックアップの候補が多すぎて選びにくい」「別フィールドの値に連動して候補を変えたい」という課題を感じているなら、このプラグインが解決の糸口になります。
データ量が増えるほど、絞り込みの恩恵は大きくなります。入力ミスの防止と業務スピードの向上を両立したいチームに、ぜひ試していただきたいプラグインです。
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