「番号の打ち間違い」、実はよくあるミスです
営業担当者や顧客サポートチームの方なら、こんな経験はないでしょうか。
kintoneで顧客レコードを開き、画面に表示された電話番号を見ながら、固定電話や携帯電話のキーを一桁ずつ入力していく——この作業、一件だけなら大した手間ではありません。しかし、一日に何十件もかけるとなると話は別です。しかも、急いでいるときほど番号を押し間違えてしまうリスクが高まります。
そんな「小さなストレス」を根本から解消してくれるのが、Click to Callプラグインです。
Click to Callプラグインでできること
このプラグインを導入すると、kintoneのレコードに表示された電話番号フィールドがクリック可能なリンクになります。クリックすると、Zoom Phoneが自動的に起動し、その番号への発信が始まります。
手動で番号を入力する必要がなくなるため、
- 発信ミス(番号の押し間違い)がゼロになる
- 一件あたりの発信にかかる時間が短縮される
- 「ちゃんと押せたか確認する」という精神的な負担がなくなる
といった効果が期待できます。特に、毎日大量のアウトバウンドコールをこなすチームにとっては、積み重なる時間短縮と正確性向上は大きなメリットです。
注意点:このプラグインはZoom Phoneのご利用環境が前提となります。また、kintoneのモバイルアプリには対応していないため、スマートフォンで使う場合はChromeブラウザからkintoneにアクセスしてください。
Zoom Phoneとは?
Zoom Phoneは、ビデオ会議ツールで知られるZoomが提供するクラウド型のビジネス電話サービスです。インターネット回線を使って発着信するため、オフィスの固定回線に縛られることなく、自宅でも外出先でも会社の電話番号を使った通話が可能です。
通常の電話機能(保留・転送・留守電など)に加え、Zoom Phoneならではの便利機能も充実しています。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| 通話内容の文字起こし | 音声をテキスト化して記録に残せる |
| 通話要約 | AI要約で通話内容を素早く確認できる |
| ボイスメール | 文字起こしや通知にも対応 |
| 複数人同時通話 | グループ通話もスムーズ |
| 通話→ミーティング移行 | 音声通話からビデオ会議へ即切り替え |
かけ放題プランも用意されており、通話頻度が高い企業では通話コストの大幅削減につながるケースもあります。詳細な機能や料金はZoom社の公式ページをご確認ください。
活用シーンのイメージ
このプラグインが特に力を発揮するのは、以下のようなシーンです。
- 営業チームの架電業務:顧客管理アプリから直接発信でき、コール前のダイヤル入力が不要に
- カスタマーサポート:問い合わせ対応中に迷わず折り返し発信が可能
- テレアポ・インサイドセールス:大量リストへの発信を素早くこなせる
また、Zoom Phoneの通話記録(音声データ・文字起こし・要約)をkintoneに取り込む連携機能も別途用意されており、通話後のデータ管理も自動化できます。
設定方法:3ステップで完了
設定はシンプルです。大まかな流れは以下のとおりです。
-
プラグインをダウンロードしてアプリに追加する
専用URLからプラグインファイルを取得し、設定したいkintoneアプリにインストールします。
プラグインをトライアルする -
プラグインの設定画面を開く
インストール後、プラグインの設定画面で以下を指定します。- Zoom Phone設定フィールド:クリック時にZoom Phoneを起動したいフィールドを選択(対応フィールド:文字列一行フィールドまたはリンクフィールド)
- URIスキーム:「zoomphonecall:」を選択
-
設定を保存してアプリを更新する
「設定を保存する」をクリックし、アプリを更新したら設定完了です。
まとめ
Click to Callプラグインは、地味に見えて実は業務効率に直結する改善ツールです。「番号を見て→電話機で打つ」というシンプルな動作を省くだけですが、日次・週次・月次で積み上げると、かなりの時間節約になります。加えて、ヒューマンエラーの防止効果も見逃せません。
Zoom Phoneをすでに活用しているチームはもちろん、これから電話業務のデジタル化を検討している企業にとっても、導入を検討する価値のあるプラグインです。
Click to Callプラグインに関するお問い合わせ・デモのご相談はこちら。
お問い合わせ・デモのご相談