AMBASSADOR 03
こんの まな今野愛菜
株式会社cubio代表取締役/kintone 公認エバンジェリスト
「TOCで業務を見える化し、kintoneで改善を回す」
Career
販売職から、愛犬との時間を増やすため相互電業株式会社に総務事務員として転職。IT未経験ながらkintoneを用いた業務改善を推進し、在宅勤務制度の導入など働き方改革を実現。「kintone AWARD 2021」にてグランプリを受賞し、同年にサイボウズ公認kintoneエバンジェリストに就任。2024年に「デジタルの力でわがままを実現しよう」を掲げ株式会社cubioを設立し代表取締役に就任。TOC(制約条件理論)を活用した業務分析と伴走・構築支援、業務改善研修を専門とし、企業の成長と従業員の幸福の共存を追求。2025年にJDXアンバサダー、サイボウズ公認パートナーに認定され地方DXを牽引。
Interview
お仕事の内容を教えてください。
現在は、創業65年を超える電気工事会社である相互電業株式会社の管理部で業務改善を担当しつつ、自身が立ち上げた株式会社cubio(キュビオ)の代表取締役として活動しています。
cubioでは、「デジタルの力でわがままを実現しよう」をコンセプトに、kintoneを中心とした様々なツールを組み合わせたシステム構築や業務改善支援、企業研修などを行っています。私たちの強みは、単なるツールの提供ではなく、TOC(制約条件理論)をベースとした徹底的な業務分析と、現場に寄り添う「気づき、対話、行動変容」を軸にしたプロセス設計です。
企業の成長はもちろん、そこで働く一人ひとりが自分らしく輝き、幸せになれる環境づくりを何よりも大切にしています。
じぶんシリーズを知った最初のきっかけは? また、第一印象はどうでしたか?
相互電業で外注業者さん向けに作業日報をアプリ化したとき、「内容を共有したい」という声があったことがきっかけで、「じぶんページ」を知りました。
初めてこのツールを見たときの第一印象は、「なんてシンプルで、かつkintoneの弱点を見事に補ってくれるツールなんだろう!」という強い感動でした。kintoneのゲストスペースでは手が届かないアクセス権やフィールドごとの閲覧権限の設定ができ、しかも説明書を見なくても手軽に設定を進められるシンプルさに惹かれました。利用者側も、スマホ操作に疎い方でもシンプルな画面で迷わず操作できる点が魅力的でした。
kintoneのアカウントを持っていない社外の人たちと、ノンプログラミングで安全にデータを繋ぐことができる。ライセンス費用の壁に悩みやすい地方の中小企業にとっても、これこそが「kintoneの活用の幅を圧倒的に広げるためのミッシングピース」だと直感しました。
実際、どのような業務でじぶんシリーズを活用していますか?(またはお客様に提案していますか?)
相互電業の実務においては、海外人材の採用を見据え、現地での学習状況をkintoneと共有したいものの、本人にkintoneアカウントを発行するまでは不要というケースで、「じぶんページ」を使って進捗共有やコメントのやり取りができる仕組みを構築中です。
この経験があるからこそ、現在はcubioのお客様に対しても自信を持って提案を重ねています。例えば、あるお客様では、現場ごとに発生する多数のタスクをExcelのチェックリストで管理しており、上司が進捗を把握しきれないという課題がありました。そこで「じぶんページ」から現場情報を登録するとkintoneに反映され、Customineが条件に応じてタスクレコードを自動生成、担当者は「じぶんページ」上で自分の担当分だけを閲覧・更新できる仕組みを構築しました。上司はエリア単位で、担当者は自分の現場だけを見られるようにすることで、必要な情報だけを必要な人に届けています。ほかにも、コールセンターのタスク管理でkrewDataと組み合わせて同様の仕組みを提案するなど、活用の幅を広げています。
誰が・どこまで情報を見られるかという面倒な権限管理や、進捗を確認するための転記作業はすべて「じぶんシリーズ」に任せ、上司や担当者はその分、育成や現場対応、お客様との関係づくりといった本来注力すべき仕事に時間を使えるようにすることを徹底しています。
今回、公式アンバサダーを引き受けようと思った理由や想いを教えてください。
理由は極めてシンプルで、私自身が自社の実務で「じぶんシリーズ」を徹底的に使い倒し、その使いやすさと圧倒的な業務改善効果を肌身で実感してきたからです。
しかし、単に製品をアピールするだけの広告塔になるつもりはありません。アンバサダーとして、私たちが実際の現場で泥臭く培ってきた「リアルな失敗や成功のノウハウ、活用シーン」を包み隠さずオープンにし、多くの方に還元したいという強い想いがあります。
「デジタルの力でわがままを実現しよう」は、cubioで実現したい世界観そのものです。
それは、会社のもっとこうありたいという願いであり、そこで働く一人ひとりの自分らしく働きたいという願いでもあります。
私自身、ITの知識が全くないゼロからのスタートでしたが、kintoneとじぶんシリーズに出会ったことで、会社の業務改善を実現できただけでなく、私自身も愛犬と長く過ごすための在宅勤務という個人のわがままを実現することができました。
どんな人であっても、使いやすいノーコードツールを活用すれば、自分の理想とするライフスタイルやキャリアを諦めずに掴み取ることができる。その可能性を、全国の地方企業や働く仲間たちへ伝えていきたいです。
これからkintoneやじぶんシリーズを使って業務改善をはじめようとしている人(または悩んでいる人)へ、アドバイスやメッセージをお願いします!
まずは、「小さな『ざつだん』から始めてみよう!」というメッセージを贈りたいです。
私はkintoneを触りたての頃、現場の意見を聞かずに自分が完璧だと思う日報アプリを一人で作って提供し、誰にも使ってもらえないという大失敗を経験しました。そのときに気づいたのは、どれだけ高度なシステムを作っても、現場の理想や気持ちに寄り添っていなければ、「使えと言われたから使う」という、管理側だけがトクをするシステムになってしまうということです。現場が一番お客様と接し、日々の業務を知っているからこそ、その話や意見を聞くことにこそ、本当の業務改善や付加価値のヒントがたくさん詰まっています。
まずは身近なメンバーと「今、何が不便かな?」「どうなったらみんなハッピーかな?」という、心理的ハードルの低い雑談をすることからスタートしてください。そんな何気ない雑談の中から出てくる「こうしたい」という声こそが、最高の改善の種になります。その種を一人で抱え込まず、みんなで話し合いながら共通の目的や理想の形に育てていくことが、業務改善を前に進める力になります。
kintoneとじぶんシリーズは、社内だけでなく、その先にいる大切なお客様やパートナーを笑顔で繋ぐ強力な架け橋になってくれます。難しく考えず、自分を信じて、ぜひワクワクしながら第一歩を踏み出してみてください!
Talk Sessions
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